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WisH活動ブログ

【第16回研究会】乳幼児保育の先の、学童保育を考える~企業ができる放課後支援とは~

2016/11/28

こんにちは、

WisHの前島です。

 

2016年9月7日に、藤巻奈津子氏をゲスト講師に迎えて

 

乳幼児保育の先の、学童保育を考える

~企業ができる放課後支援とは~

をテーマに第16回研究会を開催いたしました。

 

ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

当日の内容をこちらでもご紹介いたします。

 

***

1. 講師自己紹介

藤巻講師は、大学~大学院と通じ一貫してジェンダーと雇用政策をテーマに学んできています。

就職後は、一部上場メーカーや人事コンサルティング会社において様々な経験を積み、在職中から品川区で

ワーキングペアレンツ向けのワークショップやセミナーを開催してきました。

ご自身も5歳の息子さんがいる、ワーキングマザーでありつつ、昨年、満を持して独立。

ワーキングマザーへの支援を、ボランティアではなくビジネスにしたいという想いで、英語が学べる学童保育である、

グローバル親子クラブ(GOC)を設立しました。





2. 学童を取り巻く現状

藤巻講師から、国や自治体に関する調査結果などの提示があり、

希望者と定員の受給バランスにばらつきがあり、市区町村によっては子どもたちの放課後を安全に確保できていないケースもあることが示されました。

例えば、東京都がまとめた「学童クラブ実施状況(平成27年5月1日現在)」によると、品川区は小6まで全員入室でき、待機児童はゼロなのに対し、

大田区では82クラブありますが、約150の待機児童がいる現状です。

同じ東京都23区なのにこれだけの違いがあります。

 

児童福祉法が改正され、2014年に放課後児童クラブの対象が小6へ拡大しました(それ以前は小3まででした)。

また、施設の基準などのガイドラインができましたが、各市区町村が保護者の就労有無に関係なく放課後児童クラブを運営しないと

罰則があるというわけではないし、あくまでガイドラインであって、自治体によっては小3までが対象のクラブもまだあると思います。

こういった事情が、「小1の壁」「小4の壁」として、「末子の年齢各歳別母親の有業率の推移」という調査結果に現れてくるわけです

(末子が小1、小4の年齢時に有業率が落ち込む)。

「小学校に入ると育児はひと段落」と思われがちですが、それが誤解であることは明らかです。

 



3.GOCについて

小学校1年生の下校時間は14~15時です。保育園で18~19時近くまで預かってもらっていたことを考えると、このギャップは大変大きいものです。

自身もワーキングマザーである藤巻講師が、あったらいいなと思うサービスを提供したいという想いから、GOCがスタートしました。

そもそも市町村主導の学童クラブの目的が「安全な居場所を確保する」であるのに対し、

GOCの目的は、「放課後を有意義に過ごすための”第二の学校”」です。

GOCで過ごすことで、自己表現力・英語・プレゼン力などのグローバル社会で活躍する基礎などを身に着けてもらう。

それを通じて忙しいワーキングマザーの支援をすることが、ミッションのひとつなのです。

 



4. 女性が活躍するための要素

藤巻講師からは、女性が活躍するための要素として、3点が挙げられました。

 

①企業(人事制度や福利厚生、社風の醸成、モチベーションの土壌づくり)

②家族(理解→応援→サポートという好循環)、

③地域社会(従来から母親が担ってきた事の分担、ネットワーキングと情報交換)

 

女性が育児の悩みをひとりで抱え込んでしまわないために、GOCでは母親のネットワークづくり、パパママ向けのセミナー、

ランチ会、就職相談、キャリアカウンセリングも実施しているそうです。

女性がキャリアを中断せずに活躍し続けるために、企業のサポートはもちろん、

地域のサポートも非常に重要であることを、ワークショップから実感し、自ら地域の役割を担っているわけなのです。

 



5. 事前アンケート結果について

今回、ご参加の方に事前アンケートを実施させていただきました。

以下はその結果の概要です。

 

【法定以上の制度について】

・フレックス勤務(小3までが多い)

・短時間勤務

・所定外労働の免除

 

【自社独自の女性活躍支援の施策について】

・あり:約7割

→ダイバーシティ推進活動 (※注力の度合いは企業によって異なる)

→経営層から全体的にメッセージを発信 (※ただし少数)

 

【社員の子どもや家族に対してのイベント実施について】

・あり:約4割

 



6. ディスカッション

ここまでの情報提供をもとに、グループに分かれて、「放課後の充実のために、企業が貢献できる可能性は?」をテーマに

ディスカッションをしていただきました。


企業が放課後支援をすることで、

 

・社員のパフォーマンスの向上

・企業イメージの向上

・女性活躍や社会貢献に対する活動としてのPR

 

などがメリットとして考えられるからです。

 

各グループからの案としては、

 

 社内学童施設の設置

 自社商品の学童への寄付

 人事制度や働き方の見直し

 働きやすい・帰りやすい社風づくり

 民間学童に通う際の補助金支給制度

 経営層からのメッセージの発信

 

などが挙げられました。

非常に興味深く、実現されたらいいのに…と思う内容ばかりです。

 

 

藤巻講師からはまとめとして、

「子どもの放課後の在り方としては、選択肢が多いほうがよい。

 (学童に行ったり、子ども同士で遊んだり、習い事に行ったりなど)

「企業内の働きやすさ、仕事の充実度合いが大事」

「と言っても『22時まで預かります』といったサービスはしたくない。

 それよりも、仕事の進め方や働き方を見直して、限られた労働時間の中でどう成果を出していくかを考えることが先決」

「企業や家族、地域がそれぞれの立場でできることをうまく役割分担し、続けていくことで、いい日本になると信じて活動していきます」

という言葉がありました。

 

私自身も子どもふたりを学童クラブに通わせる身として、大いに考えさせられ、また勇気づけられる言葉でした。

 

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【第15回研究会】ワーキングマザー力(りょく)アップのための話し方講座

2016/06/30
こんにちは、
WisHの前島です。

2016年6月23日に、佐藤由美子講師をゲストに迎えて
「ワーキングマザー力(りょく)アップのための話し方講座
~自分らしさを生かした表現方法を目指して~」をテーマに第15回研究会を開催いたしました。




ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
当日の内容をこちらでもご紹介いたします。

***
1.佐藤講師 自己紹介
佐藤講師は、短大卒業後、自動車ディーラーに就職しますが、一念発起してNHK前橋放送局の専属キャスターになります。「こんにちはいっと6けん」「新発見!とちぎの旅」などを担当。
その後フリーのキャスターとして活躍し、結婚・出産後にラジオ高崎で番組を担当するようになります。
2年前にキャリアカウンセラーの資格を取得し、現在はキャリアコンサルタントや講師として、女性のキャリア支援活動もされています。
…という冒頭のお話から、さすが素敵なお声です!


2.コミュニケーションとは?
「そもそもコミュニケーションとは?」という問いかけからスタートしました。
ウィキペディアでは「社会生活によって行われる知覚、感情と思考の伝達」。
つまり単に言葉を交わすということだけでなく、情報を伝え合いながら、互いの理解を深め、距離を縮めあうということですね。
その時に、自分の感情が適切に言葉の上に乗っていないと、距離は縮まらないですよね、という講師からの言葉がありました。
コミュニケーションがうまくいかない/誤解を生じる、というのはそういう場合に起きるのでしょう。
また、受け取る相手の年齢、立場、状況すなわち価値観によって理解が左右されるということもあります。
意図通り理解してもらうには、次の3点を意識することが大事ということでした。



「何を伝えたいのか」
「どうして伝えたいのか」
「どのように伝えたいのか」

例えば、「遅かったね」という言葉ひとつとっても、「何かあったのだろうか?」と心配しているのか、それとも遅刻したことを怒っているのか、など「何を相手に伝えたいのか」を意識して伝える必要がありますね。

ところが、それでも伝え方が悪いと、うまく伝わらない可能性があります。


3.声を磨く
そこから、伝え方の幅を広げる話になりました。

他者からいい声と思われる有名人として、佐藤講師は

男性は
 福山雅治さん、竹中直人さん、玉木宏さん
女性は
 松下菜々子さん、真矢みきさん、黒木瞳さん

を挙げました。うーん確かにそうですね。
でも誰もが真矢みきにはなれません!

講師からは、「声は磨くことによって変わっていく」という素晴らしい言葉が!

最初に「自分の声の特徴を知る」簡単なワークがありました。
声の高低、速度だけでもコントロールすることで、表現の幅が広がるそうです!

次のワークは「朗読」です。
仕事ではあまり目にしない縦書きの原稿を読み上げてみるという…
とにかく読むしかありません。

この“Before”の状態から“After”に向け、まずは基本となる複式呼吸の練習です。
呼吸が整ったところで、滑舌トレーニング。
滑舌をよくするとは、口をしっかり動かすことなのでした。
基本となる母音の口の動かし方、舌や唇を動かし方などを実践。

そしていよいよ早口言葉の練習です。
役者さんやアナウンサーもやっているアレです。
スムーズにできた人あり、噛む人あり…

こんなワークを経て、朗読のワーク第2回目“After”の実施です。
佐藤講師からは「全体的に1回目より声が大きくなっているのを感じました!」
と嬉しいコメントがありました!


4.会話表現
次は、伝える内容の組み立て方です。
例えば、欠点など相手に伝えにくいことを伝える時に、どんな言い回しがよいのでしょうか?

ポイントは、
「何を」
「なぜ」
「感情に支配されない」
「主語は『私』」
ということでした。

この後、具体的な質問なども出て、
・言わないほうがいい場合もある
・関係性によっては同じ内容でも言い方を変える(同僚とママ友では違う)
・メールよりは対面で
など、講師から解説がありました。


5.コミュニケーションを苦手とする人のパターン
上手に話せるようなスキルがあっても、距離を縮められるようなううまい会話のネタが思い浮かばない…そんな時は、相手に興味関心を持ち、観察してみるというのがひとつの手ということでした。

あるいは、自分の欠点、失敗談を話すことで相手と打ち解けるといったこともあるようです。
その欠点を逆手に取って、相手が自分の欠点だと思っていることを言い換えて伝えてあげることで、相手はハッピーな気持ちになれるのです!
例えば、「私は飽きっぽい」と言う人には「あなたは好奇心旺盛ね」といった具合です。
これは実際に二人組で言い合ってみる、というワークを実施しました。


佐藤講師からはまとめとして、
「誰かに良い言葉をプレゼントできる癖をつけましょう」
「他者のプラスの面に目を向けましょう」
という言葉がありました。
確かに、考え方や表現の仕方も、日々の訓練の積み重ねですね。
滑舌トレーニングとともに、考え方のトレーニングも続けていきたいと思いました。


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次回の研究会は9月を予定しています。
詳細は後日ブログでもご案内いたします。
引き続きWisHをよろしくお願いいたします。


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【第14回研究会】「スマートワーキングマザーを目指す!究極の整理収納術」を開催しました!

2016/03/28

こんにちは、

WisHスタッフ深海です。


2016年3月15日に、下澤純子講師をゲストに迎えて

「スマートワーキングマザーを目指す!究極の整理収納術」をテーマに第14回研究会を開催いたしました。


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下澤純子講師のプロフィールはこちら

ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

当日の内容をこちらでもご紹介いたします。


***


1.はじめに

「いま自分のお財布にいくら入っていますか? 手元の紙に金額を書き出してください」

というワークで、研究会はスタートしました。

人によっては、期限切れのクーポンやレシートが多数、入っていることがありますね。

これらはお財布から出し、出かける前にお財布の整理をすることで、金運を呼ぶことができるそうです。

また、お財布の中味(金額)を常に把握することで「お財布に今いくら入っているから…これを買ったら残りがいくらになる…」など、お金の収支の管理ができるようになるため、結果的にお金の無駄遣いを減らすことができるようにも?!

お財布の中味の整理・管理とその習慣化は、すぐ実践できることだと思いますので、ぜひお試しください。



2.下澤講師 自己紹介

下澤講師は、短大卒業後ディーラーに就職し、社内結婚をして翌年21歳のときに出産。

7年間の専業主婦期間を経て、離婚をきっかけに再就職をしました。

就職先は工場の事務お仕事。このとき、初めて子育てと仕事と両立の壁にあたったことを覚えているそうです。

子どもがいない女性は残業して仕事ができる。

けれども、子どもがいるために自分は定時に帰宅。思うように仕事ができず悔しい、仕事は面白いのに…といったジレンマがあったそうです。

結果、下澤講師がとった行動は、自宅に仕事を持ち帰ることでした。子どもが寝た後に仕事を懸命にし、そうした成果が評価されてか、その後、生産管理部に異動になりました。

「子育てと仕事の両立は、誰でも通る道、そして数年のことです。子育ては、そのときにしかできないことです。大事なのは、子育てが終わってある程度の年齢に達したときに、“どんな生き方をしているか”です」

子育てと仕事の両立を経験されて、お子さんも既に成人された下澤講師ならではの言葉は、とても説得力があり、元気づけられるものでした。


3.整理収納術

スマートワーキングマザーへの道その1、すぐに役立つ整理収納術です!


★バッグの中をきれいに保つコツ

1.必要なものだけを持ち歩く

2.用途によりバッグを使い分ける

3.バッグに合ったバッグ・イン・バッグを使う

4.縦、横の法則を意識する(手帳、傘、ポーチ、財布などは縦に入れノートとパソコンのみが横)

5.入れるものの場所を決めて、必ずそこに戻す

★仕事スペースの整理整頓

・書類は片づけるときに分類してしまう。

 たとえば、100円ショップで書類入れ(箱)買ってきて分類名を貼り、

 クリアファイルに入れて各箱にとにかく入れる。

・見た目のきれいさよりできるだけ簡単に。

・家庭でも同様にする。その場合、箱の分類名を子どもの名前にする。

・パソコンのフォルダも同様。箱=フォルダと考え同様に。

・いるかいらないか迷ったら、「とりあえずbox」を作り入れる。

・整理する日を決めて、「とりあえずbox」を下から見ていき、不要なものを捨てる。

・子どもの作品類は、入れる箱を決めて、入らなくなったら捨てる。

 ※整理する前に写真にとっておく。


そもそも、なぜ整理整頓が必要なのでしょうか。

整理整頓は時間の短縮、そして貯蓄にまで繋がっていきます。

人は1日10分の探し物をしていると言われているそうです。

10日で100分、30日で300分、1年で3600分になります。

時給1000円で換算すると、30年で180万円にも!

日々の整理整頓により、これだけの時間を確保できるのは非常に大きいですね。


4.ダイエットとお金、整理整頓の関係

スマートワーキングマザーへの道その2、身体を管理する=ダイエットについてです!

高価なダイエット食の利用ではなく、手軽に始める方法を紹介いただきました。

たとえば2か月限定で、炭水化物、スイーツ、フルーツ、アルコールを抜く、といったことで

変化が見られます。

冷蔵庫にあるもので、ある程度メニュー・カロリーを決めてから買い物にいく。

そうすると自然にカロリーも頭に入ってくるようになるそうです。

そして外食やお菓子を減らすことで節約でき、買い物へ行く前に財布の中身を確認して必要な物だけ購入することでも、節約につながります。

つまり、身体の管理、お財布の中の管理、冷蔵庫の管理が一括してできるようになるのです。

ダイエットに成功したら、リバウンドしないために洋服の棚卸しをします。

そして新しい服を買う前に、今どんな服をもっているか確認する習慣をつけます。

必要な服のみ買うようになれば、無駄遣いもなくなります。

このように、ダイエットはお金とも密接に関係しているのでした!



5.仕事と効率的な時間の作り方

ワーキングマザーにとっての悩みは、なんといっても仕事と子育ての両立ですね。

仕事をうまく回していくためには、職場での人間関係が大事です。

そこでのコツは、

1.自分が“馬鹿”になり、教えてもらう立場を取る

2.自分の職場での「あり方」「立ち位置」を決めてしまう

3.媚を売らずにコツコツと仕事をする

どれも深いです…大人になることが必要ですね。

一方で、人事担当者として今後女性活躍支援に携わる上で、踏まえておくべき会社側の課題としては…

・女性の力を引き出さない会社は駄目

・女性が働きやすい会社ということをアピールする

・「○○のスペシャリスト」になってもらう支援をする

・その人だけのあり方を引き出してあげる


6.お金と目的

「スマートワーキングマザーを目指す」という本日のテーマですが、

そもそも私たちはどのような“スマートワーキングマザー”になりたいのでしょう?

「何のために働いているの?」

「時間があったら何をしたい?」

上記の質問に対して明確に答えられる人は、あまりいないのが実情だと思います。

せっかく仕事も頑張っているのだから、夢を描き、その夢に向かって

逆算でスケジューリングしてみましょう!というのが下澤講師からのメッセージです。

「お金が貯められない」というのも同じで、夢や目的に向かって、いくら必要なのか、

逆算して計画を立てます。

そして、「ほしいものって何?」「必要なものは何?」という自分への問いかけが、

無駄遣いを防ぐためのおまじないとなるのです。


***


次回の研究会の開催に関してはまたブログなどでご案内いたします。

引き続きWisHをよろしくお願いいたします。



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【第13回研究会】「先輩に聞く!ワーキングマザーとして、キャリアの充実、どう進めていく?」を開催しました!

2016/01/29


こんにちは、

WisHスタッフ杉浦です。


2015年12月10日に、株式会社パルコ・シティ吉本明加様をゲスト講師に迎えて

「ワーキングマザーとして、キャリアの充実、どう進めていく?」をテーマに

第13回研究会を開催いたしました。



ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

当日の内容をこちらでもご紹介いたします。


***


【1】働き方の3つの志向

①ビジネス重視型 ②バランス重視型 ③プライベート重視型

働き方には大きく上記の通り3分類されるが、育児中の女性は変動期(子どもが10歳くらいまで)に様々なタイプを行ったり来たりする。

吉本様自身も変化を繰り返して、現在は②バランス重視型8割、①ビジネス重視型2割の働き方になっている。


【2】Career~何のために仕事をするのだろう?どう生きていきたいのだろう?~

「Career」の語源は、自分たちが歩んできた道、自分の人生そのもの。仕事を通じてどのように生きていくかが大切。

「あなたがいないと困るから、やりたいようにやって」と会社から言われる存在になれば、働き方は自分で選べるようになる。仕事で生き方を選択できるように、仕事の主導権を取ることが重要である。


【3】「仕事も家事も」生産性を高める時間の使い方

タスクに要する時間を細かく見積もり、業務の段取りや自分と他社の両方の役割分担をする。

進行状況の確認を随時行って、時間内にできているか否か、自らを管理をする習慣を付けるようにする。



【4】バランス重視型の働き方を継続するために、ネットワーク構築をする

・育児のサポート環境を整えるため、親戚を巻き込む。

・「WIN-WIN」の関係を築ける外部パートナーを増やす。

・前向きな人といる時間を長くつくる。

・「どんな人に会いたいか」「どんな人と仕事をしたいか」を周りに伝えておく。

・「誰か」に「何か」をしていただいたら、必ずそれ以上のお返しをすることが重要。


【5】成長するためにしたこと

①Planned Happenstance Theory「計画された偶発性」理論から

予期せぬ出来事を避けるのではなく、起きたことを最大限に活用することが大切。

②コンフォートゾーン/パニックゾーン

コンフォートゾーン(快適空間)から、パニックゾーン(混乱空間)に踏み出すことで、「対応力」と「人脈構築」が成長していた。


【6】管理職や人事担当者としてこれから考えるべきこと

自分自身のキャリア観を確立させること、長期的なキャリアを考えさせることが大切。


【7】ドリームマップについて

・目標達成のためのビジュアルツール「ドリームマップ」が大切にしていることは「夢を描くこと」、「夢を信じること」、「夢を伝えること」。

・ドリームマップの4つの視点は「自己(物質)」「自己(精神)」「他者」「社会」。

・仕事をする上でも大切なのは、目標を達成したときに得られるそれぞれの視点での理想。

・女性が活躍するために、また「自分の取扱説明書を作る」という意味でも、ドリームマップは有用。


【8】質疑応答


Q.現在短時間勤務をしており、子どものケガや病気で部署に迷惑をかけて、申し訳ない気持ちばかり。

  周囲とのコミュニケーションの取り方や、もっと仕事をやりたい気持ちの対処法を教えてほしい。


A.自分は、退社時間までの間に、100%のものを120%、150%に高めていく、そういう努力をしていた。申し訳ないという気持ちは、人なら誰でも持つもの。自分が抱えている仕事だけでなく、部署全体での仕事、会社全体に関わる仕事を意識すると、少しは楽になるかもしれない。短時間であっても、会社のミッションにきちんと貢献できていると思うこと、自分が貢献できているものはこれだ!ときちんと認識すること。それによって自分に自信を持つのも必要なこと。

また、自分は「ママ」の顔を隠さないでやってきた。社内の子ども好き、お世話好きそうな人を味方につけ、子どものことも含めて「自分」をわかってもらうようにしていた。職場で、仕事の部分だけを見られるとバランスが取れてないとなるかもしれないが、子育ても含めての自分である、とするようにしては。

チーム力を高めるよう力を使うことが大切。自分が早く帰る時、他の人が気持ちよく、ストレスなくできる環境を整えるようにする。


Q.小1の壁を感じた?


A.中学受験の壁のほうが大変だった。小1の壁は、環境変化としてはあっても、(学童などの)仕組みとしては整ってきていると思う。受験のほうが(ワーキングマザーにとって)仕組みとして整っていない。中学受験が一番きつかった。忙しいので、塾の送迎まで手が回らない。一番大変なのはお弁当。子どもは気にしていないのに、塾側が「温かいご飯が合格につながります」とか言うので、ずっとお弁当に振り回されてしまった。


Q.短時間勤務で周りの人とのコミュニケーションが難しいと思った。うまくいかない時はどうしたらいい?


A.部署を超えてネットワークをつくることが大切。横や斜めの関係づくりをすることで、上長とうまく行かない時は、その横のラインの人に、サポートしてもらうことができる。自分は管理職なのに定時で帰る時期があった。その時に、自分が不在時に他部署のマネジャーに自分の部下をフォローしてもらう仕組みも作っていた(「里親制度」と言っていた)。


Q.育休中の社員のフォローの仕方は?


A.(対面ではなく)間接的なやり方が多い。会社側からのプッシュというよりは、自分からアクセスして見に行くスタイルのところが多い。気になることがあれば聞けるよう、連絡先を開示しておく必要がある。1ヶ月に1回電話したり、6ヶ月したら赤ちゃん連れでもいいから会社に来てというところもある。復職前の面談は、人事と上司の三者面談が一般的。人事側も、社員面談では育休中の方にも必ずお会いしている。ワーキングマザーの会を定期的に開催したり、セミナーなどを育休中の方にもご案内したりしている。



ワーキングマザーのキャリアの充実を描くために、より自分自身の管理(内部管理)と他者管理(外部管理)をすることが重要である、と気付かされた研究会でした。

ワーキングマザーであることで周囲に遠慮することはなく、考え方や、仕事のやり方ひとつで何か変わるものがあるのかもしれません。


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次回の研究会の開催は、3月15日(火)に開催予定です。

詳細は後日ブログでもご案内いたします。


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【第12回研究会】女性のためのアンガーマネジメントを開催しました!

2015/09/29
こんにちは、

WisHスタッフ杉浦です。


シルバーウィーク前の9月16日に、第12回研究会を開催いたしました。
今回は、沖みちる講師をお招きし、アンガーマネジメントについてお話しいただきました。

沖みちる講師の詳細プロフィールはこちら



ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
当日の内容をこちらでもご紹介いたします。


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■アンガーマネジメントの概要
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメントする(上手に付き合う、怒りによって後悔しない状態をつくる)ための心理教育です。
それが病気になった人だけでなく、ビジネスパーソンに広がっていき、学校教育などにも幅広く展開されてきています。

アンガーマネジメントはFor Meのセルフマネジメントスキルで、
周囲の人の感情をコントロールするものではなく、
自分自身の感情をコントロールすることで、周りの怒りの影響を受けにくくもなるという説明が冒頭にされました。

そして怒りによる後悔は2パターンあるそうで…
 -怒らなくてもいいところで怒る
 -怒るべきところで怒れない
アメリカ人の場合は、怒ってしまったことに対する後悔が多く、
日本人の場合は、怒らずに我慢してしまったことに対する後悔が多いそうです。



■女性に関するアンガーマネジメント
特にジェンダーによる区分けはされていないが、怒りを感じるポイントやレベル感は男女感では差が見られます。
大手企業では、女性のほうが、中小企業やベンチャーでは男性のほうが怒りを出しやすいという見解があるそうです。

■アンガーマネジメント 3つの暗号
アンガーマネジメントをするにあたり、心がける3つの暗号を教えていただきました。
その3つとは【衝動のコントロール】【思考のコントロール】【行動のコントロール】です。

【衝動のコントロール】
怒りはなくてはならない感情なのですが、やはり問題となる場合があります。
それが次の4つの場合です。
・強度が高い…一度怒ると止まらない
・持続性がある…根に持つ、思い出し怒り
・頻度が高い…しょっちゅうイライラする、カチンとくることが多い
・攻撃性がある…人・自分の傷つける、ものを壊す
これを踏まえて、ご参加者みなさんがどのパターンを行なってしまうのかを、共有しました。

怒りの持続性については、民族・国家などの結びつきの中で継承されるめ、数千年怒りが続く可能性があるという見解もあり、きちんと怒りをマネジメントすることが大切なのです。

怒りのピークは6秒であり、この6秒を使って、
怒りをマネジメントする具体的な方法も実際にワークとして、体感していただきました。




【思考のコントロール】
私達を怒らせるものはなんだと思いますか?
それは、理想と現実にギャップがあるからだそうです。
「〇〇はこうあるべきだ!」という思想が、他者と異なった場合に、怒りが生まれます。
「自分と同じ」
「少し違うが許容範囲」
「自分と違うので許容できない」
この3つの境界線があり、境界線が人によって大きく違うということを理解することが大切だということでした。

【行動のコントロール】
主婦を対象にしたイライラの原因を調査した結果、子どもや夫など身近な相手ほど、
怒りの対象になるということがわかりました。

怒りの性質として、
・身近な対象ほど強くなる
・高いところから低いところへ流れる(親から子、上司から部下)
・伝染しやすい
・エネルギーになる

こういったことがあるため、これを踏まえて、うまくコントロールすることで、成長の糧にもなるということでした。

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次回の開催は、日時が決まり次第、このブログでもお伝えいたします!

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